今回はコロナ禍の中でパタヤで起きたぼったくりの事例をご紹介します。
パタヤはタイの首都バンコクから東へ車で2時間程の所にある海辺の街で、昔は漁師町でしたが、ベトナム戦争の時にアメリカ軍の保養地となり、それからはリゾート地として発展して、現在は世界一の歓楽街と言われる街で、アジアや欧米など国籍を問わずたくさんの観光客が集まります。
パタヤが受けたコロナの影響
パタヤは昼ビーチや夜のバーなどは観光客で賑わい、その殆どが外国人です。これまで賑わっていたパタヤはコロナの影響で外国人の入国が規制され、人の姿を見ることがなくなりました。バーやレストラン、タイマッサージ店なども店を閉めて夜には歩く人が殆どいない状況です。また、そこで働く人たちもパタヤから消えてゴーストタウン化しています。
繫華街と言うとぼったくりや窃盗などが頻繁に起こりがちですが、パタヤでは一部のタクシーや悪質なバーなどはあってもそれほど大きな被害はありません。
パタヤで遭遇したぼったくりバー
Aさんはバンコクの日本企業に駐在員として派遣され、休暇を利用してパタヤに旅行に来ていました。パタヤの惨状は知っていたもののビーチでのんびりしたり、夜はバーで飲むつもりでした。計画通り昼はビーチで寛ぎ、夜はビーチ沿いのバーに繰り出して飲んでいると欧米人と思われる客に話しかけられ退屈していたAさんは暫くその客と話をすると、退屈なので他の店で飲み直そうと言われ、Aさんもその外国人と一緒に移動しました。
お店はタクシーですぐの所でしたが現地に不慣れなAさんはどこなのかはよく分かりません。店内にはビリヤードがありタイによくあるスタイルのバーで客も数名いました。暫くして会計をすると日本円で10万円ほど請求され、納得のいかないAさんは抗議しましたが相手は受け入れるどころか数名のタイ人スタッフに取り囲まれました。身の危険を感じたAさんはATMでお金を引き出して支払いを済ませました。
Aさんから弊社への依頼
バンコクに戻ったAさんは納得がいかず弊社にお金を取り戻したい相談に来ました。当日支払ったレシートと店の写真は持っていたので、弊社はAさんとともにパタヤに向かいました。店ではぼったくりに遭った時の外国人もいて返金の交渉をしたものの、応じるそぶりは見せません。ところが同行した現地の協力グループの交渉ではすんなり過剰に支払った返金に応じました。弊社は長年現地で調査活動を続けてきて、各方面にコミュニティが形成され相手もその脅威から返金に応じました。
タイでは、外国人に対してのぼったくりは少ないもののコロナ禍でお客がいなくなった中ではぼったくりも発生しています。万一このような事態に遭遇した場合には弊社にご相談ください。
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