タイは世界の国の中でも親日の国として知られています。その理由は日本と同じ仏教国と言う理由ですが、タイと日本では仏教の種類が異なり日本人は仏教に信仰心が深くなく、タイ人にとり仏教は常に生活の中心にあるほど重要です。タイには年に数日の禁酒日があり種類の販売ができない日があります。その中に仏教で重要な日が含まれていることからタイ人にとっていかに仏教が重要であるのかが分かります。
このような宗教よりもタイ人にとり日本は、世界の国で最もタイに進出している国で、テレビなどでも日本を紹介することが多く、街の雰囲気や四季のある美しい日本にあこがれるタイ人はたくさんいます。また、タイ人からすると日本人は誠実とのイメージが多いのが親日のタイ人が多いのが理由です。しかし、この関係は今後も続くのでしょうか。
今後のタイ人と日本人の関係
タイに影響を及ぼす国と言えば中国です。これはタイに限らず、一部の国を除いた東南アジアの国に言えることです。しかし、中国にとりタイは友好国と言うよりも中国領土の一部と言う考えがあるようです。しかも、タイ経済を握っているのは全てが中華系タイ人なのでその力は甚大です。
一方、タイにとり日本はアジアをリードする国であり、中国のようにタイ経済を支配すると言う考えはなく、タイに多くの日本企業の組み立て工場を作るなどタイ経済に大きく貢献して、国同士の利害関係もないことから今後も良好な関係が続くと考えられます。
また、観光産業も日本人は規則を守り、一部の外国人のように観光施設や宿泊施設の破壊や汚したりすることがないため、観光客の絶対数では中国などには及ばないものの歓迎されています。
このようにタイ人と日本人の友好関係は今後も続くと思われますが、コロナ禍の影響で日本人の観光客が極端に減少していることと、毎年のように物価が上昇するタイと30年程変わらない日本とではその差が大分なくなり、これまで安く旅行ができたタイも費用が増えるとなるとなかなか行きにくい国になるのではないでしょうか。
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