誰でも言われたら嫌な言葉があります。これは人それぞれ異なりますが、違う国でも嫌う言葉が異なり日本人には何でもない言葉がその国の人にとっては嫌な言葉なので、その言葉からトラブルになることもあります。タイでも同様に現地の人にとり嫌う言葉があります。では、タイ人が嫌う言葉にはどのようなものがあるのでしょうか。
タイ人に言ってはいけない言葉
多くのタイ人が嫌う言葉は尊敬する人の悪口です。その中でも多くのタイ人が尊敬する前国王のラマ9世プミポン国王の悪口です。タイ人の多くはプミポン前国王を父のように慕い、プミポン前国王もタイの国民のために新しい事業の奨励に努めてきました。その中でもタイ北部のラオス・ミャンマー国境で大麻が栽培されていたゴールデントライアングルと呼ばれるエリアの大麻栽培を止めさせて、地元の人たちが生活できるように新しい農産物の作付けの奨励をしました。また、魚が不足するタイで、現在の日本の上皇から送られたティラピアを養殖して今ではタイを代表する魚になりました。このようにタイの国民のために尽力を尽くした全国王のことを悪く言うタイ人はほとんどなく、仮に冗談と思ってもタイ人の前で前国王の悪口を言うことは控えましょう。
次に、タイ人は目上の人を尊敬する文化があり、特に親を尊敬しています。他の人から見てその親が尊敬できる人かは別問題で、タイ人は親がどうであっても他人から悪口を言われることを嫌います。どのような場合でもタイ人に親の悪口をいうのは避けましょう。
タイ人に言ってはいけない状況
タイ人はプライドの高い国民です。どんな状況であっても人前で怒られることを嫌います。日本人であれば自分が悪ければ反省するのでしょうが、タイ人はそうではありません。仕事でそのような状況になった場合は次の日から仕事に来ないこともありますし、怒られたタイ人からは逆恨みされることもあります。このあたりの日本人との感覚の違いは気を付けなめればなりません。
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