2022年には観光でタイに行けるか

コロナ関連

 

タイでは2021年7月1日から「プーケットサンドボックス」と名付けた外国人観光客の誘致を始めました。これまではタイ入国者は15日間のホテルの室内での隔離が義務付けられていましたが、プーケットサンドボックスでは14日観は他の県への移動は出来ないものの、比較的行動が自由になっています。
このプランを外国人観光客の誘致のモデルケースにタイ政府は考えていますが、8月まででこのプランを利用した外国人観光客は2万5千人ほどで、現在も継続していますがニュースにもならないほどタイ人から興味がなくなっています。

タイの外国人誘致に向けた計画

2021年10月にはパタヤやバンコクなど地域限定で外国人観光客の受け入れを計画しています。今後の感染状況にもよりますが、現状のままの感染者の推移の場合は計画通りに外国人観光客の受け入れを始める可能性があります。但し、誰でも無制限にタイに入国できるわけで速く、ワクチン接種や医療保険への加入など諸条件をクリアした外国人のみ入国が許可されると考えられます。このプランが問題なく継続できていれば、2022年は制限付きながらも外国人旅行者も観光でタイに入国できる可能性が高くなります。。

タイの観光スポットの現状

今年の10月にタイの主要エリアでの外国人観光客の受け入れを目指していますが、現状のタイはバンコクで人気の観光スポットのワットプラケオなどの寺院や娯楽施設などの閉鎖、酒類の店内での提供禁止が続いており、タイへ観光に来る外国人がこのような状況で満足できるかが問題です。プーケットサンドボックスを利用する外国人観光客がほとんどいないのもこのあたりが原因と考えられます。
また、規制を緩めて感染者が一気に増加した場合にはもう一度入国規制やタイ国内での行動の制約などに戻る可能性があるので、タイ政府としても難しい判断です。

このように、2022年の外国人観光客のタイ入国はコロナ感染状況が現状のままであれば可能であると考えられますが、主要都市の観光施設とパタヤやプーケットなど夜の観光を目的に来る外国人観光客に対して、バーなどで酒類の提供を許可するかが大きなテーマと言えます。

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