コロナが関連したバンコクでのトラブル

タイ 調査事例

 

タイは日本人の観光に人気の国で年間200万人近くの人が訪れ、その中でもバンコクやアユタヤの寺院の見学やパタヤなどのリゾート等が人気です。

また、比較的外国人とのトラブルも少なく治安の良い国と言われていますがタイの観光でも注意が必要な事があります。今回はタイ旅行でトラブルに遭った事例をご紹介します。

タイ旅行でのトラブル

Aさんはこれまで数回観光やゴルフでタイを訪れ殆どはバンコクで過ごしています。トラブルに遭った時も同じようにバンコクに滞在して、日中はゴルフやマッサージをして夜は繁華街に繰り出すのが旅行のパターンです。トラブルの当日もゴルフを終えてマッサージに向かおうとすると警察官に呼び止められて、事情聴取を受けました。タイ語が分らないAさんは翻訳機を使いながら警察官とやり取りをしているとマスクを着用してないのでこの場で罰金を支払えと言うことでした。

タイではコロナ予防対策としてマスク未着用での外出は罰金対象になります。警察官が提示した金額は10万円ほどであまりにも高額な金額に驚きましたが、支払いが出来ない場合は警察署で拘留されると言われて、ATMでお金を引き出し警察官に渡しました。

Aさんはタイの現状を知らなかったのでホテルに戻り確認するとマスク未着用は罰金対象ですが、金額は初回は2万円程度と言うことが分かりました。ホテルに確認するとニセ警官がタイの法律に疎い外国人に法外な罰金を請求するので気をつけるようにと言われ、罰金の請求用紙を見せると偽物と言われました。ここでAさんはニセ警官に罰金をだまし取られたことに気づきました。

弊社への依頼

Aさんはあまりにも法外な金額でニセ警官なので搾取されたお金を取り戻そうと弊社に相談に来ました。弊社はAさんからの情報をもとに被害に遭った周辺と外国人観光客が集まる場所を捜索したところAさんを騙したニセ警官らしき人物を発見しました。早速Aさんに撮影した写真を見せると間違いないとの事で、尾行を続けながらAさんの到着を待ちニセ警官との面会をしました。ニセ警官はAさんから搾取した罰金を否定していましたが、弊社は現地の各方面にコミュニティがあると伝えると、全て事実であったことを認めて、Aさんが取られたお金も戻って来ました。

タイでは厳しい規制が引かれ、本物の警察官でも罰金は免れませんが、罰金目当てのニセ警官が横行していますので注意が必要です。

このようなトラブルに遭遇した場合には現地の事情に精通した弊社にご相談ください。

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