コロナ後のタイ経済の見通し

コロナ関連

世界的なコロナウイルスの感染は2021年も収まりを見せず、タイにおいては2020年までの累計感染者数は6,000人ほどで諸外国と比べても抑え込みに成功している国と言われていましたが、2020年の12月にクラスター感染が起こり、その後終息したように思えましたが、2021年の4月以降にはコロナ感染が広がり始め、6月では首都バンコクを中心に連日4,000人を超える新規感染者数が増えています。

タイの経済構造

タイの経済成長率は2018年が3.5%、2019年は2.8%を遂げてきましたが、2020年は4.4%のマイナスとなりました。これはコロナ禍の影響が大きく2021年の成長率は当初の予想3.0%から1.8%へ下降修正されました。若干のプラスですが国数字では2019年と比べても大きなマイナスです。機械や自動車の輸出産業の落ち込みはそれほどではありませんが、観光業が回復しない限りさらに下がる可能性があります。

都市部の変化

これまでバンコクや周辺に集中していた仕事が、コロナ禍の影響で変化が見られています。
感染防止対策による規制の強化や感染の不安により外出を控えるようになり、デパートやショッピングモール等の商業施設やタクシーなどの交通機関を利用する人たちが減少してそこで働く人たちの仕事が失われています。一方、飲食のデリバリーサービスを利用する人たちが増えて、タクシーやバイクタクシーの運転手がデリバリーサービスの運転手に転職する人たちが増えています。

また、低額で掛けられるコロナ保険に加入して、意識的にコロナに感染して保険金を受け取ろうとする人たちがいるほど人々の暮らしは疲弊しています。

コロナ終息後の見通し

タイでは経済成長率がマイナスでも、失業率はそれほど落ち込んではいませんが、それは表面上の数字だけで、元々フリーランスや個人営業が多い国なので、仕事を失った人たちは相当数いると考えられます。
観光が主要産業のタイは、その多くの収入は外国人観光客となりますので、タイはもとよりこれまでタイを訪れていた国々のコロナ感染の終息状況により経済の行方が大きく変わります。

このようにコロナの終息後も経済の見通しが難しい中、トラブルも発生することが多いので、そのような場合には現地で長年調査活動を続けて来た弊社にご相談ください。

 

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