バンコクで消えた現地採用の日本人

タイは、たくさんの日本人が働く国でその人たちは日本の企業から派遣された駐在員や、会社を立ち上げた起業家、現地の会社に仕事を求めてやってきて現地で採用された人たちなどさまざまです。
日本人のBさんは2019年にタイにやって来て日系の企業で働きだしました。しかし、2020年になって新型コロナウイルスが世界中に蔓延して、タイもその影響でショッピングセンターやレストランなどが閉鎖されて、夜間外出禁止令が発令されて不便な生活が強いられるようになりました。そのような状況下でBさんは仕事以外度超え行くこともできず、日に日に落ち込んでいく姿が見えるようになりました。

Bさんの失踪

このような生活が続く中で、これまできちんと勤務していたBさんは突然無断欠勤をしました。心配した上司はすぐにBさんに連絡をしましたが応答はありません。
その後仕事を終えた上司はBさんを心配して自宅に寄ってみましたが、帰宅している気配はありません。翌日出社する前にBさんの自宅を訪ねても応答がないので、出社してから責任者に相談すると何かあったのか心配なので、調査会社にBさんの行方を探してもらうことにしました。

弊社への調査依頼

Bさんの上司はバンコクの調査会社から弊社を見つけて訪ねてきました。弊社はBさんの上司から受け取った書類をもとに調査を開始しました。

この時期は交通規制が厳しくホテルなども営業していないので、Bさんはそれ程遠い所に行くことができないためバンコクと周辺のエリアで入場できる施設を中心に捜索しました。
すると、現地でネットワークを形成している協力グループからスワンナプーム空港でBさんらしい人を見つけたと連絡が入りました。早速弊社は空港に向かいBさんと面会することができました。その結果をBさんの上司に報告すると、上司もBさんと会い失踪した原因を訪ねると、外国で一人暮らしを始めたばかりで、何処にもいくことができず自宅と会社の往復ばかりでノイローゼ美味になっていたようです。

その後Bさんは、タイのコロナによる規制も大分解除されて自由に何処へでも行けるようになりました。Bさんも明るさを取り戻して毎日元気に働いています。

今回のように、外国で日本人の捜索をするには現地の地理や言葉の問題があり困難を極めます。このような場合は現地に強いネットワークを持つ弊社にご相談ください。

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