タイの開国後の外国人観光客

 

2019年に中国で発生して、2020年から世界中に猛威をふるった新型コロナウイルスはタイにも影響を及ぼしました。タイでは2020年には厳しい規制を敷いて感染者ゼロの日が続いていましたが、後半は国内感染者も増加してそのたびに規制を厳しくしたり緩めたりしてきました。一方外国人の入国は厳しく制限されてほぼ鎖国状態になりました。しかし、2021年後半にはその状況も開国に向けて変化がありました。

タイの開国施策

これまで外国人の入国を制限していたタイは、2021年11月にはプーケットなどに入国者の隔離期間を設定してエリア限定で開国を開始しました。その後エリアを増やすとともに入国条件を緩和して2022年にはコロナワクチン接種者の隔離期間撤廃などほぼ自由に入国できるようになりました。このように開国してきたタイですがこれから後はどのようになるのでしょうか。

今後の外国人観光客の動向

タイは外国人観光客の入国緩和とともに、観光産業などの営業も緩和してきました。入国条件としては、タイランドパスと言うアプリのインストールと滞在期間1万米ドル補償する医療保険の加入などがありますがほぼ無条件に近い状況になっています。コロナ禍以前のタイの観光客圧倒的に中国人が多く日本や韓国なども続いていました、しかし、中国は国内の厳しい規制のため海外に自由に出かけられるのはまだ先だと思われます。

その中でタイの外国人観光客は、ヨーロッパやアメリカなど自由に海外に行くことができる国の人たちを中心に増加しています。同時にタイ国内は一部の規制はあるもののほぼ自由に入国できるため、海外への渡航規制がない国からの観光客が増えるのではないでしょうか。

このようなことはタイの観光産業には大きく寄与します。タイの観光産業のお客はほとんどが外国人と言われてきました。これまで外国人観光客がいなかったタイの観光地や繁華街は徐々に賑わいを取り戻していて、外国の海外渡航規制が解除されることで増えていくことが考えられます。

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