タイのコロナ規制の影響

タイは日本と異なり、国が定める規制はお願いではなく命令で、従わなかった場合は処罰の対象になります。その中で、店内飲食禁止や制限などで飲食業界は大きな影響を受けてきました。日本で展開するチェーン店の場合は資金繰りも大丈夫でしょうが、個人営業ではそのようにはいきません。バンコクで多くの日本人が居住するプロンポンやトンローには個人経営の飲食店がたくさんあります。これらのお店はコロナ禍で店内飲食が規制されていた時にテイクアウトで対応していたお店もありますが、これまでと同じような売り上げを望むことはできず、テイクアウトができないお店もあるので、これまでバンコクに居住する日本人や観光で訪れた日本人に人気のお店でも閉店に追い込まれたところがたくさんあります。

今後のバンコクで日本人が起業する飲食業

新型コロナウイルスも大分落ち着きを見せ始めて、タイでは2022年7月から外国からの入国はほぼ全面解禁となりました。これからは、外国人の入国が期待できるため日本食レストランも潤うことが期待されますが、コロナ禍以前に戻るかは厳しい面が予想されます。バンコクで個人が起業する飲食業のお客は、現地在住者が多く一緒に来るのはタイへの出張者などが殆どです。この2年間で日本の企業は海外への出張を極端に減らしました。それでも仕事になっているのでこれから出張を増やすことは考えにくいことです。このように一度出張を減らしたために、バンコクの日本食のレストランなどに訪れる機会は少なくなることが予想されます

コメント

タイトルとURLをコピーしました