タイのシラチャという街をご存じでしょうか。スワンナプーム空港から東へ車で1時間15分ほどのチョンブリ県にある小さな街です。車でバンコクまでは1時間30分、タイ最大のビーチリゾートパタヤまでは45分ほどの小さな海沿いの漁村でした。現在は人口25万人のこの街に8千人ほどの日本人が暮らして日本人学校もあり、タイではバンコクのスクンビットに次ぐ第二の日本人街になっています。何故この街にこれほどの日本人が住むようになったのでしょうか。
日本人が居住した理由
1991年にチョンブリ県のレムチャバンに国際貿易港が開港したことに伴い、チョンブリ県にはタイ最大規模のアマタナコン工業団地や隣のラヨーン県にも大規模な工業団地が開設され、日本の自動車や機械、電気メーカーなどが次々に進出し、工業団地に通勤するために日本人の駐在員がシラチャに居住するようになり、今のような日本人街が形成されてきました。当初シラチャに居住するのは日本人駐在員やその家族が中心でしたが、最近では、リタイアしてタイで暮らす日本人がバンコクの喧噪を嫌い、のんびりとしたシラチャに移り住む人も増えています。
シラチャの特徴
シラチャの街は元々漁村でしたので、今でもその名残は残りもありますが、コンドミニアムの建設ラッシュでさらに人口が増える勢いです。シラチャ付近にはタイ最大のビーチリゾートのパタヤやタイ人に人気のバンセーンビーチ、タイガーズー、カオキオ公園などたくさんの観光地もありますが、なんと言ってもこの街の特徴は日本人街です。
この街には、日本から進出したスーパーやレストランチェーン、個人経営の日本食レストラン、居酒屋が多く、比較的日本語も通じやすいので日本人の暮らしに困ることも殆どありません、さらに日本語の通じるカラオケバーやスナックも沢山ありますので、日本人駐在員は仕事帰りに立ち寄る人も多くいますので、大規模なショッピングセンターはないものの、バンコクまで出かけなくてもこの街で日常生活は完結出来ます。
このように、シラチャの外国人の居住者はバンコクやパタヤと違い観光客が居ない為、比較的治安の良い街と言われていますが、外国である事には変わりはなく、タイ人や他の外国人、日本人同士との犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性もあります。もし、このような事が起こった場合には弊社にてご対応致します。
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