今回は、タイのパタヤでコンドミニアムの投資詐欺にあった事例をご紹介致します。
タイは、外国人は土地を購入することは出来ませんが、コンドミニアムの購入は可能で、金額も日本と比べると非常に安いため、バンコクやシーラチャ、パタヤでは建設ラッシュで中国やシンガポール人たちの格好の投資の的になっています。
タイでコンドミニアムを購入するのは非常に簡単で、ショッピングモールやスーパーなどにもブースが設けられ、担当の女性とその場で値引きの交渉ができるほどで、パスポートとお金とタイの銀行口座があれば購入できます。
コンドミニアム投資への誘い
バンコクで起業する依頼主は、バンコクにコンドミニアムを保有しており投資目的に新たなコンドミニアムの購入を考えていました。仕事でラヨーンの取引先を訪れた際に、週末なのでパタヤで一泊することにして、セントラルパタヤで行われていたコンドミニアムの販売ブースを覗いていると、日系の不動産会社の日本人が近づいてきて物件の説明を始めました。暫くすると、ここでは販売していないが、格安物件があると案内を始めます。その場は、内容を聞くだけで終わりましたが、担当者からはラインで頻繁に勧誘が来るようになり、数日後には彼の勤務するパタヤの不動産会社を訪れました。
説明を受けた内容はデベロップ会社も大手で、他よりも価格が安いため購入を決めました。
既に出来上がっている物件のため、規定の支払いを済ませて同時に購入手続きをしようとしたところ、いくら連絡しても連絡がつきません。
詐欺師の逃亡
困り果てた彼は、不動産会社に行き、事の次第を説明すると既に彼は退職した後で、契約した物件はこの不動産会社では扱ってなく、契約書も彼が勝手に作ったもので、依頼主は投資詐欺にあったことを理解しました。
依頼者は投資したお金を取り戻そうと、日お本人が経営する調査会社に相談しました。彼を探す手がかりは、電話番号とパスポート、ワークパーミット、会社に届けた現住所などですが、それだけで探し出すのは困難を極めます。調査会社これまでのタイの活動で形成された情報網を使い調査を続けましたが、意外なところから情報提供がありました。
タイに在住する外国人は、90日ごとに在住確認をイミグレーションに届けなければなりません。多くの人は、業者を使いますがパタヤに住む日本人の数はあまり多くないので、この業者からの情報提供でした。
詐欺師の発見
業者の情報をもとに、パスポートと書類を返却する場所に同行して詐欺師を発見しました。調査会社の担当者は依頼者に連絡して詐欺師と面会することとなりました。彼は詐欺の事実を認め、予め日本人を狙った投資詐欺を計画していたようです。その後警察に同行して事の次第を説明して、投資したお金もまだ使われてなかったので依頼者に返金されています。
タイでは、コンドミニアムの投資が盛んに行われていて、その中には今回のような詐欺も発生しています。販売するには細かい内容まで説明する必要がありますので、言葉の通じる日本人には特に注意する必要があります。この様な投資詐欺に遭った場合は現地に強い情報網を持つ弊社にご相談ください。
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