日本の外国人入国規制緩和でタイ人は日本を訪問できるか

タイはコロナ対策で世界の国の中では厳しい政策を続けて来ました。同時に観光収入がGDPの20%を占めるタイはメインの旅行者である外国人が入国できずタイ経済に大きな打撃を与えています。2021年に入り、外国人がタイに入国するには14日間の必要で、タイ人が外国に出国して帰国する時にも同様な措置がとられていたため海外旅行へ行くのはほぼ不可能でした。11月以降はタイに入国する際にはプーケットなど地域限定で入国を緩和しましたが、タイ人も同様の措置で海外から入国できるようになりました。しかし、入国する際の隔離は必須なので海外へ旅行に出かけるタイ人もほとんどいませんでした。

2022年に入りタイは入国条件をさらに緩めて現在は条件を満たせば隔離なしでの入国が可能になりました。
しかし、これはタイのみの措置で目的の国の措置が厳しければ訪問することができませんが、その中で日本へは入国ができるようになるのでしょうか。

日本の入国水際対策

2022年3月1日から日本への日本人を含む入国は以下の証明及び登録などが必要です。

1.出国前72時間以内の検査証明書の提出
2.日本に入国時前の滞在した国に応じて検疫所に誓約書を提出
3.スマートフォンの携帯及び必要なアプリの入力
4.質問票の提出
5.ワクチン接種証明書の写しの提出

以上の書類を提出が必要となりますが、現在は外国人の短期入国者で目的が旅行の場合は入国が認められていないため商用などでしか入国することはできませんが、6月以降についてはさらに緩和措置をとる予定です。
6月からの計画としては現在の入国者数は1日1万人を2万人に引き上げて、ウイルスの流入リスクに応じて国別に分けをして、その中でタイは最も軽いグループに入る予定で観光での入国も認められる方針です。

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